ハムスターが水を飲まない理由・対処法とは?考えられる病気を紹介

アイキャッチ画像『ハムスターが水を飲まない理由』ハムスターを飼う

ハムスターを飼育している中で「水を飲まない」と感じたことはありませんか。

減りが少ないケースはしばしば報告されますが、稀に数日経っても全く水を飲んでないケースもあります。

では、ハムスターが水を飲まないのにはどんな理由があるのでしょうか?

このページでは、ハムスターが水を飲まない理由や対策、水分を摂らないことで考えられる病気について飼育初心者にも詳しく解説しています。

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ハムスターはもともと水分摂取量が少ない

遊んでいるキンクマハムスター

そもそもハムスターが水分摂取量の少ない生き物であることをご存知でしょうか。

ヨーロッパからアジアにかけて生息している野生のハムスターは、乾燥した地域で生き残るため少ない水分でも生きられるよう進化しました。

そのため、ペット化された現在でも乾燥に強く、少ない水分でも十分に生活できるのです。

水の減りが少ない場合、問題なく飲めている証拠なのでそれほど心配する必要がありません。

しかし、まったく飲んでない時には飼育環境の問題、病気の疑いがあるので当ページの情報を参考になさってください。

ハムスターが水を飲まない4つの理由・対処法

頬袋に餌を入れるキンクマ

ハムスターが水を飲まなくなる理由は様々ですが、よくある4つのパターンについて詳しく紹介します。

対処法についても解説しているので実践できそうなところから改善してみてください。

ハムスターが水を飲まない理由
  1. 環境にストレス、不満を感じている
  2. 給水ボトルがうまく使えない
  3. 湿度が高い、室温が低い
  4. 病気、怪我を患っている

ハムスターが水を飲まない理由①『環境にストレス、不満を感じている』

ハムスターが水を飲まない理由のひとつにストレスがあります。

自然界において弱い立場にあるハムスターは非常に憶病な生き物であり、環境の変化や慣れない匂い、大きな音など様々な要因に危険を感じてしまいます。

ハムスターがストレスを感じると以下の行動、変化が見られるようになります。

  • 餌や水を飲まなくなる
  • 活動量が減り巣穴に籠るようになる
  • 脱毛、毛並みの艶がなくなる
  • 糞尿の臭いがきつくなる
  • ケージから出たがる

ストレスによる行動はハムスターごとに異なるため、見極めるのは簡単ではありません。

ただし、お迎え直後や掃除の後、驚かせてしまった後に水を飲まなくなったのであればストレスの可能性が高いです。

ハムスターが水を飲まない理由②『給水ボトルがうまく使えない』

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設置している給水ボトルがハムスターに合っていないと水を飲まない(飲めない)ことがあります。

ハムスター用の給水ボトルには、ボールを押すと水が出てくるタイプの他に、ハムスターが吸うタイプの給水器、飲み口に水が供給される置き型タイプがあります。

中でもトラブルが起こりやすいのが吸うタイプの給水器です。

飼育用品がセットになっている低価格帯のケージを購入すると吸うタイプの給水ボトルが付いていることがあります。

しかし、ハムスターは物を強く吸うことができないため、うまく水を飲めずに減らないことも多いのです。

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ハムスターが水を飲まない理由③『湿度が高い、室温が低い』

水を飲む量が少ない時には室温や湿度が適切か確認しましょう。

ハムスターの適温は20℃~25℃程度とされており、室温が異常に低いと活動量が減って水を飲まなくなります。

また、適切な湿度は40%~60%程とされ、湿度が高すぎると乾燥に強いハムスターはほとんど水を飲まなくても生活できることがあります。

ただし、全く飲まない訳ではないので水の減りをチェックしてください。

ハムスターが水を飲まない理由④『病気、怪我を患っている』

ハムスターが水を飲まない理由の中で最も危険なのが病気や怪我を患ってるケースです。

怪我は外見で判断できるため早期発見しやすいですが、病気の場合は原因の究明が難しいです。

細菌やウイルス、カビ、寄生虫などハムスターに関する病気は非常に多いため、対処法を把握しておくことが大切です。

ハムスターが水を飲まない時に考えられる病気・怪我とは?

ハウスに入るキンクマハムスター

ハムスターが全く水を飲まないのは体調を崩しているサインかもしれません。

考えられる病気は非常に多く一概に断言することはできませんが、例として以下のような病気・怪我が考えられます。

  • 頬袋や口内の炎症により痛みを感じる
  • 伸びすぎた歯で上あごを怪我している
  • 胃腸や肝臓に不快感を感じている
  • 膀胱結石で痛みを伴う

これらは考えらえる理由の一例で、ハムスターが水を飲まなくなる病気は他にも沢山あります。

ただ、専門知識のない人が病気を特定するのは困難なため、自宅で対応できる症状は少ないでしょう。

ハムスターが水を飲まない時には動物病院を受診しよう

隠れるゴールデンハムスター

ハムスターが水を飲まない場合には、早めに動物病院を受診することが大切です。

上でも解説した通り、水分摂取量の低下には病気やストレスの可能性が考えられます。

ハムスターには病気や怪我を隠す習性があるため、いつもと変わらない姿で活発に動き回っていても突然ぐったりとして命を落とすことがあります。

同様に脱水症状に陥り短期間で命を落とすケースが多々あります。

水を飲んでいないと感じたら早めに動物病院を受診しましょう。

ハムスターの体調不良のサインはこちら

ハムスターが水を飲まない理由と対策まとめ

寝ながら食べるキンクマハムスター

このページではハムスターが水を飲まない理由や対策、考えられる病気について解説しました。

ハムスターが水を飲まない理由としては、給水ボトルが合っていなかったり温度・湿度が適切でないといった環境的要因の他、ストレスや病気といった危険なケースも考えられます。

特に、病気はハムスターの健康に大きな影響を与える可能性がありますので、早期の診断と適切な治療が必要です。

万が一に備えて、ハムスターを取り扱っている最寄りの動物病院を調べておくと良いでしょう。

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