夜のハムスター部屋は電気を付けるべき?飼育の疑問を解決します

ハムスターを飼う

ハムスター飼育を始めたばかりの方は、ハムスターの習性や生活サイクルを把握していない事が多いです。

例えば、人が寝静まった夜間、ハムスターケージを置いた部屋は電気を付けておくべきでしょうか。明るくした方が良いのか、暗くするべきなのか難しい問題だと思います。

このページでは、ハムスター飼育初心者のために、夜のハムスター部屋は電気を付けておくべきかどうかを解説します。このページを参考にハムスターの習性、飼い方に詳しくなってください。

ハムスターは夜行性

ハムスターの画像

まずは、ハムスターの習性について簡単に紹介していきます。

ご存知の方も多いですが、ハムスターは夜行性の生き物です。基本的に人間が活動する昼間は巣穴で寝て過ごし、人が寝静まる夜間に活動を始めます。

これは、ハムスターが自然界において捕食される側の生き物であることが関係しています。天敵に見つかりにくい夜間に活動することで、捕食される可能性を下げることができるのです。

日本では長年に渡って人間に飼育されてきたハムスターですが、夜行性の本能は抜けていません。夜間に活動するために昼間を寝て過ごしているので、遊ぶために起こしたり、うるさいからといって夜にホイールを取り上げると、ハムスターの生活リズムを崩すことになります。

ハムスターが昼間も起きている場合

上でも紹介した通り、ハムスターは夜行性の生き物で、暗い時間帯に活動を始めます。しかし、必ずしも夜にだけ活動する訳ではなく、ハムスター飼育をしていると、昼間も活動している姿を見ることがあります。

そこには以下の3つの様な理由があります。

  • 必要最低限の行動
  • 餌を貰えると思っている
  • ケージが落ち着かない

必要最低限の行動

ハムスターが昼間に活動する理由の1つに必要最低限の行動をしている場合があります。

ハムスターが餌の確保や水分摂取、トイレのために巣穴から出てくるのは自然な現象です。これは、生命活動に必要な最低限の行動をしているだけで、ハムスターにとっては脳が半分寝ている状態です。

ホイールで走り出すこともありますが、本格的に活動を始めている訳ではありません。そっとしておくと、自然と巣穴に戻っていきます。

頻繁に触ったりケージから出すと、ハムスターが驚いたりストレスを感じることもあるので夜になるまでは構いすぎないよう注意しましょう。

ちょこ
ちょこ

覚醒水準の低い状態だからそっとしておいてね。

餌を貰えると思っている

昼間にハムスターが活動する理由の2つ目に、飼い主から餌をもらえると思っている場合があります。

ハムスターは種類にもよりますが、人間の2~3歳児程度の知能を有すると言われています。特定の音を覚えることができるため、ビニールのカシャカシャ音を聞くと巣穴から出てくることがあります。

これは、ハムスターが餌をもらえると勘違いして起きてきただけです。

普段ハムスターに餌を与えている時に鳴らしている音が聞こえると起きてくることもあるので、特に心配する必要はありません。勘違いで起きてくる姿は可愛らしいですが、無駄に起こすことがないよう気をつけてください。

ケージが落ち着かない

ハムスターが飼育環境に落ち着かず、警戒している場合でも昼間に活動することがあります。

お出迎え直後や掃除の後、新しい飼育用品を設置した後など、ハムスターがケージ内の環境に安心感を感じられない場合、ハムスターが昼間でも活動することがあります。

これは、見慣れない景色や嗅ぎなれない匂いに警戒心を抱いている状態で、周囲に敵がいないかを確認しています。時間が経てば新しい飼育環境や匂いに慣れて落ち着きを取り戻すので特に心配はありません。

ハムスターが環境に落ち着かず昼間に活動している場合、夜に睡眠を取ることもあります。生活リズムが崩れていますが、ハムスターが警戒心を解くと自然と夜に活動するようになるので心配することはありません。

夜間の電気について

次に、ハムスターを飼育している部屋は夜間に電気をつけておくべきか解説します。結論から言うと、電気は消して暗くしておくべきです。

ハムスターが夜行性で日中を巣箱で過ごし、夜間に活動することは上でも記載しましたが、その判断基準に電気が関係する事があります。つまり、部屋の電気を消すことでハムスターが「暗くなったから夜だ、活動しよう!」と動き出すのです。

ハムスターが活動できるように電気を消すのが最善です。

「夜は電気を付けておいた方がハムスターも見やすいのかな?」と考える方もいるかもしれません。もちろん、本能に従って電気のついた部屋で活動し出す個体もいます。

しかし、夜目の効くハムスターに電気は必要なく、ロボロフスキーハムスターなど特に警戒心の強い品種だと明るい部屋では活動できず、生活リズムが狂ってしまう事があります。

理想の飼育環境とは

ハムスターの生活サイクルを崩すことのない理想的な飼育方法を紹介します。以下で紹介する方法はあくまで理想であるため、100%実現できなくとも問題ありません。

昼間の明かり

昼間は部屋を明るくしておくのが理想ですが、可能であれば、日の光で明るい部屋か電気を使用して明るくした部屋を用意してください。

使用する電気に指定はなく、白熱電球やLED、蛍光灯など何でも大丈夫です。電気を付けておく際には、ハムスター用のお家を設置したり、ケージに板を被せるなど陰になる部分を作ってください。

また、明かりの入りにくい部屋だからといって、ハムスターを直射日光に晒すことは禁物です。ハムスターは日光に弱い生き物であるため強い紫外線を長時間に渡って当て続けると皮膚病などのリスクが高まります。

日光浴をさせたり、脱走して屋外に逃すことがないよう注意が必要です。

夜間の明かり

夜間は電気を消して部屋を暗くするのが理想です。

夜遅くまで電気をつけている場合には、家具の影にケージを置いたり、ケージの周りに段ボールや新聞を置いて陰を作るのがおすすめです。

ハムスターには個体差があり、薄暗い所で動き出す子もいれば、真っ暗な所でしか動かない子もいます。飼育している個体の様子を見ながら電気を消したり明るさを調整してください。

自然界と同様に夕方から徐々に暗くなる環境を用意できると、ハムスターの生活リズムを一定に保つことができます。温度管理を徹底したハムスター部屋があると良いでしょう。

ろぼ
ろぼ

夜遅くまで電気をつけておくのは良くないね。

昼は明るく夜は暗く

このページでは、ハムスターの基本的な習性から生活サイクル、理想の飼い方について、紹介してきました。

ハムスターは夜行性であり夜目も効くため、夜に電気をつけておく必要がありません。夜も明るくしておくことでハムスターが自由に活動できず、生活リズムが狂ってしまう事があります。

ハムスターが昼間も起きてくることがありますが、そこには以下のような理由があり、構わずにそっとしておくべきです。

  • 必要最低限の行動
  • 餌を貰えると思っている
  • ケージが落ち着かない

また、昼間の明かりについて、ハムスターケージは直射日光の当たらない所におくことが理想とされます。自然界のように夕方から少しずつ暗くなる環境が用意できれば良いのですが、必ずしもそれが実現できるとは限りません。

実現可能な範囲でハムスターにとって快適な生活をさせてあげてください!

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