ハムスターが共食いをする5つの理由とは?安全に多頭飼いをするコツを紹介

アイキャッチ画像『ハムスターが共食いをする理由』ハムスターを飼う

ハムスターを複数匹で飼う多頭飼いは、可愛い姿が見られるためとても人気です。

しかし、条件次第ではハムスター同士で共食いをしてしまうことがあります。

「ケージ内が真っ赤だった」「1匹減っていた」など、恐ろしい共食いを経験した方もいるようです。

そんなハムスターの共食いを防ぐために、このページでは共食いをする理由と対策、安全に多頭飼いをする方法を紹介します。

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ハムスターが共食いをする理由とは?

多頭飼いのハムスター

ハムスターが共食いをするのは、ただお腹が減っているからではありません。

様々な理由があるのでひとつずつ確認しましょう。

ハムスターが共食いをする5つの理由
  • 縄張りを主張するため
  • 極度の空腹に陥ったため
  • 仲間が弱った・死んでしまったため
  • 赤ちゃんハムスターが病気・死亡したため
  • 赤ちゃんハムスターに人間の匂いが付いたため

共食いをする理由①『縄張りを主張するため』

ジャンガリアンハムスターやゴールデンハムスターが共食いをする理由として多いのが、縄張り争いです。

縄張り意識が強い品種は、自分のテリトリーを主張します。

縄張りに入った敵を襲って共食いをすることがあるので飼育するハムスターが多頭飼いに向いているかチェックすることが大切です。

もち
もち

ペットショップで多頭飼いされているのは縄張り意識の芽生えていない子供なんだ。
多くの種類は成長と共に喧嘩をするようになるよ。

共食いをする理由②『極度の空腹に陥ったため』

ハムスターが共食いをする理由に栄養不足があります。

餌の量が足りず極度の空腹状態になると、不足した栄養を補うため共食いをすることがあります。

ハムスターは肉食ではないため他のハムスターを捕食しようと狙うことはありません。

しかし、栄養が不足すると生きるために他の個体を食べてしまうのです。

空腹が原因で共食いが起きた場合、内臓を中心に体の大部分が食べられていることが多いです。

共食いをする理由③『仲間が弱った・死んでしまったため』

共食いをする理由の2つ目に、ハムスターの衰弱があります。

ケージ内に弱ったり死んでしまったハムスターがいると、元気な個体に食べられてしまうことがあります。

特に、体の一部分だけ欠けている場合には、栄養不足ではなく好奇心で食べられた可能性が高くなります。

他のハムスターに対して抵抗できる力がないと共食いに発展しやすいのです。

共食いをする理由④『赤ちゃんハムスターが病気・死亡したため』

出産したお母さんハムスターが自身の子供を食べてしまうことがあります。

この『子食い』とも呼ばれる共食い行為は、赤ちゃんに先天的な病気や怪我があったり死亡してしまった時に見られます。

生き残った子供に少しでも多くの栄養を渡すため自分の子供を食べてエネルギーを回収しているのです。

共食いをする理由⑤『赤ちゃんハムスターに人間の匂いが付いたため』

お母さんハムスターが共食い(子食い)をする理由として、人間の匂いがあります。

ハムスターは匂いで自分の子供を区別しているため、人が触って匂いを変えてしまうと敵と判断されて食べられることがあります。

ハムスターの共食いを防ぐ方法・注意点

仲の良いハムスター

ここまででハムスターが共食いをする理由について解説しました。

次にハムスター同士の共食いを防ぐために覚えておきたいポイント・注意点について解説します。

以下を意識した上で飼育を行えば共食いのリスクを減らすことができます。

多頭飼いに向いた品種か確認する
  • 十分な量の餌を与える
  • 弱ったハムスターは分けて飼う
  • ハムスターの死骸は早めに回収する
  • 出産後のハムスターに触らない

共食いを防ぐ方法①『多頭飼いに向いた品種か確認する』

複数のハムスターを同じケージで飼うときには、そのハムスターが多頭飼いに向いた品種か確認する必要があります。

多頭飼いに向いた種類としては縄張り意識が弱いロボロフスキーハムスターがいます。

一方、縄張り意識の強い種類にはジャンガリアンハムスターやゴールデンハムスターがいます。

さらに個体の性格も関係してくるので相性をよく観察しましょう。

共食いを防ぐ方法②『十分な量の餌を与える』

ハムスターの共食いを防ぐためには、まずは十分な量の餌を与えて極度の空腹状態になるのを防ぎます。

活動に必要なエネルギーが摂取できれいれば、空腹が原因の共食いがなくなります。

多頭飼いをしていると食べる餌の量にばらつきが出てしまうので、基準より少し多めにあげたり、食べる量が少ない子に追加で渡すと良いでしょう。

共食いを防ぐ方法③『弱ったハムスターは分けて飼う』

怪我や病気、老化によって弱ったハムスターは共食いのターゲットにされやすいため、弱り始めた段階で他の個体と分けることが大切です。

共食いにより怪我をすると、細菌やウイルスに感染する可能性があります。

特に免疫力の弱ったハムスターは命を落としやすいため、怪我をしないよう注意してください。

共食いを防ぐ方法④『ハムスターの死骸は早めに回収する』

共食いを防ぐためには、死亡したハムスターを早めに回収することが大切です。

病気や寿命の他にも、遺伝的要因による突然死があります。

元気だったハムスターが突然亡くなってしまうこともあるので定期的に様子を見ましょう。

共食いを防ぐ方法⑤『出産後のハムスターに触らない』

出産後のハムスターは母子共に触ってはいけません。

上記にて、赤ちゃんハムスターに匂いをつけると共食いされやすい事は説明しましたが、お母さんハムスターも同様です。

妊娠から出産にかけての期間は非常にナーバスになっており、少しのストレスでも共食い(子食い)をしてしまいます。

ケージを暗い場所に置いて極力触らないようにしましょう。

ハムスターの共食いまとめ

ハムスターの多頭飼い

このページでは、ハムスターが共食いをする理由と対処法について解説しました。

・ハムスターが共食いをする理由

ハムスターの共食いには縄張り争いや喧嘩、栄養補給などの意味合いがあります。

お互いを餌と認識している訳ではなく、習性や生きるために共食いをしていると理解しましょう。

・共食い対策

ハムスターの共食いを防ぐためには、多頭飼いをする種類と個々の性格を考慮して十分な量の餌を与えます。

また、出産前後のハムスターは警戒心が強くなっているため母子共に触らないよう配慮しましょう。

弱ったり死んでしまった個体は早めに分けることが大切です。

ハムスターの共食いに気をつけながら楽しい多頭飼いを行ってください。

ハムスターの多頭飼いを成功させるためのポイントはこちら

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