ハムスターを生き餌として与えるのは虐待か?餌の問題を易しく解説

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ハムスターの飼育をしている人の中には、自ら積極的に飼育に関する情報を集めている人もいるのではないでしょうか?かわいいハムスターの画像や参考になる飼育方法もあれば、インターネット上にはハムスターの虐待する映像やハムスターを行餌として爬虫類に食べさせている動画もあります。

ハムスターを愛して止まない人たちにとって、生き餌として食べさせる行為は非常に残虐に見えます。では、このハムスターを生き餌にする行為は問題となるのでしょうか?

このページでは、ハムスターの生き餌に関する情報を客観的に紹介、解説します。ある一部のユーザーを非難するページではないことを前提にお読みください。

ハムスターの生き餌とは

ハムスターの画像

ハムスターの生き餌とは、ハムスターを生き餌(生きた状態の餌)として爬虫類などのペットに与える行為です。例えば、生きたままのハムスターを蛇のケージに入れて食べさせたり、大型の鳥類に食べさせるといった行為です。生き餌は生物の飼育に欠かせない行為ですが、反対派も多くしばしば問題視されています。

この生き餌を与える動画はインターネット上にいくつも公開されています。これらの動画を見た人の中には「かわいそう、虐待だ」と腹を立てる人もいれば、「仕方ないことだ」と納得する人もいて、それぞれが違った感想を抱くことでしょう。

生き餌は問題なのか?

そもそも動物に生き餌を与える事は問題なのか確認しておきましょう。まず、飼育している動物に生き餌を与えること自体は問題ではありません。

動物によっては、人工の餌を食べなかったり生き物の死骸を食べない個体がいます。犬や猫など長年にわたって人に飼育されてきた動物であれば、専用のフードを食べます。しかし、爬虫類や魚類の中には温度と動きに敏感で、生きた餌しか食べないものもいます。

人工の餌を食べないペットを飼育する上で生き餌は欠かせない存在です。ハムスターを生き餌として与えている人は、ハムスターを愛玩動物としてではなく、ペット用の餌として飼育しているのです。

生き餌の例

では、生き餌にはどんなものがあるのでしょうか?代表的な生き餌を確認してみましょう。

  • コオロギ
  • ミルワーム
  • ひよこ
  • 小魚
  • プランクトン
  • 齧歯類

この他にも生き餌として与えられる生き物には様々な種類があります。ペットショップで販売されているコオロギや小魚、エビ、プランクトンが代表的な例です。これらの生き物に対して抵抗感を抱く人は少ないでしょう。一方、ハムスターやネズミなどの齧歯類を生き餌として与えることに抵抗を覚える人は多いものです。

実際のところ、ハムスターの餌として生きた状態のミルワームを与えている人も多いです。生き餌としてミルワームを与えても良いが、ハムスターを生き餌にするのはダメという独特の価値基準を持っている人も多いです。

生き餌が問題となることも

ハムスターを生き餌とする行為は、ペットを飼育する上で必要な行為であることを確認しました。生き餌を与えること自体には問題はないのです。

しかし、与え方によっては生き餌が問題となることもあります。例えば、生き餌となる動物に虐待を加えたり、残虐な見世物として公開することで逮捕されたケースがあります。生き餌の動画を公開するだけで問題となることはありませんが、ハムスターを他の動物と戦わせたり必要以上に傷つけるのは問題となります。

動物愛護法に抵触する行いをした場合には、懲役刑や罰金刑が下されます。生き餌を取り扱う際には、生物の命をみだりに奪ったり、生き餌を娯楽として取り扱わないよう注意する必要があるのです。

里親に関するトラブルもある

ハムスターを生き餌にするトラブルに里親の制度を利用したものがあります。ハムスターを飼いきれなくなった人が新しい飼い主にペットを任せる里親ですが、これを生き餌を求める人が利用して、元々の飼い主の目的に沿わない飼育をするケースがあります。

例えば、「ハムスターを飼えなくなったから大切に飼育してほしい」との思いで里親に出されたハムスターが、生き餌を欲している爬虫類飼育者に貰われて餌にされるケースです。このトラブルは里親で頻発しており、里親募集サイトの中には規則を設けたり引き渡し後の経過を報告する物もあります。

里親に出したハムスターを生き餌にされたくない方は、専用の募集サイトを利用しましょう。

ハムスターの生き餌のまとめ

このページでは、ハムスターの生き餌についての情報を紹介してきました。生き餌を与える行為自体は、ペットを飼育する上で必要不可欠であり、問題はありません。ただし、動物をみだりに傷つけたり娯楽として楽しんでしまえば動物愛護法に抵触し、罰則を受ける可能性があります。

生き餌は、必要に応じて与えるものであり、むやみに与えたり動物を傷つける目的で与えるものではありません。ハムスターを大切に飼育している人の中には、生き餌に抵抗を抱く人もいるかもしれません。

しかし、これはハムスターを愛玩動物として扱うか、他のペットのための餌として扱うかの違いによって生まれる問題です。様々な価値観と必要性を理解することが大切になります。

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