ペットを飼っていると、やむを得ない理由によりお留守番をさせてしまうことがあります。
犬や猫ならペットホテルを利用しやすいのですが、ハムスターとなると受け入れ可能な店舗の少なさから自宅でお留守番させるケースが多くなります。
1泊であれば容易ですが2泊のお留守番は可能なのでしょうか?
このページでは、ハムスターのお留守番ができる期間や注意点、ペットの健康守るために利用したいアイテムを紹介しています。
ハムスターに2泊のお留守番は可能?
ハムスターが安全にお留守番できる期間は1泊と言われており、2泊のお留守番には様々な危険が付きまといます。
例えば、1泊2日のお留守番であれば、外出する日と帰宅する日で連日お世話できます。目を離す時間が一晩だけで済むので、トラブルが起こる可能性も少なくなります。
一方、2泊3日のお留守番となると丸一日以上お世話ができないため、その間の食事や温度、衛生状態によってハムスターが体調崩すことがあります。
家を空けていると、体調変化にも気づけないので、重大な病気や死に直結するリスクもあります。
こういった理由からハムスターに2泊のお留守番は推奨されていないんだ。
それでも、やむを得ない理由により家を空ける人は下の注意点を参考にしてね。
ハムスターにお留守番をさせる時に注意するべきポイント
ハムスターにお留守番をさせるときに、注意するべきポイントがいくつかあります。
飼育環境がハムスターにとって、過酷な状態だと命を落とす危険があるため、出かける前にしっかりと確認してください。
- 餌は多めにあげておく
- 腐りやすいものは与えない
- 温度管理で適温を保つ
- 脱走対策を行う
ハムスターをお留守番させる時の注意点①『餌は多めにあげておく』
ハムスターにお留守番をさせるときには、普段より餌を多めに与えておきましょう。
例えば、2泊3日のお留守番では3日分の餌にプラス1日分で4日分あげておくと安心です。(3日目早くに帰るのであれば2日分プラス1日分など)
個体によっては与えた餌をすぐに食べてしまうことがあります。
3日分あげても2日目でなくなってしまうことがあるので追加で1日から2日分あげておくことが大切です。
ハムスターをお留守番させる時の注意点②『腐りやすいものは与えない』
2日以上お留守番させる場合には、手作りのささみやゆで卵といった腐りやすい食べ物を与えないよう注意しましょう。
生ものや水気の多い食べ物を与えてしまうと回収できない期間に腐敗してしまうことがあるので、ペレットやひまわりの種、乾燥野菜など腐らないものを与えます。
肉類を与えたい場合には、ハムスター用のささみがあるので、そちらをお留守番用に購入しておくと良いでしょう。
ハムスターをお留守番させる時の注意点③『温度管理で適温を保つ』
ハムスターにお留守番をさせるのであれば、外出中の温度管理を徹底しましょう。
エアコンを使用する場合には、ハムスターの適用となる20℃〜25℃を目安に温度を設定します。
温度が高すぎると熱中症のリスク、低すぎると低体温症や疑似冬眠のリスクがあるため、適温を大きく外れるのは望ましくありません。
特に、冬場は温度低下による危険が多いので、ヒーターを用意しておくと安心です。
ハムスターをお留守番させる時の注意点④『脱走対策を行う』
お留守番中にケージから脱走してしまう可能性があるので、脱走対策をしっかりと行いましょう。
ケージの蓋をしっかりと閉めて脱走経路をなくします。
また、万が一脱走してしまった場合に備えて齧られて困る物や食べてはいけない食品は高いところに置きましょう。
ハムスターのお留守番にはペットカメラがおすすめ
ハムスターなどの小動物は、少しの温度変化や餌・水の不足によって体調崩すことがあります。
2泊3日でお留守番をさせてしまうと、お世話のできない期間が1日以上できてしまうので様々なリスクがあります。
外出中のペットが心配な方には、ペットカメラの使用がおすすめです。
カメラを設置しておけば、いつでもどこからでもペットの様子を見ることができます。
例えば、お留守番中のハムスターが動いているか、餌や水が減っているか、脱走はしていないかといった細かな部分まではっきり見ることができます。
Switch Botのペットカメラならナイトビジョンモードが搭載されており、夜間でもハムスターの動きをしっかりと見ることができるので人気があります。
ハムほし編集部では、Switch Botのカメラと温度計を使用しています。
温度計を参考にエアコンの設定を行い、カメラで赤ちゃんハムスターの様子を観察しています。
\カメラとハブがあればお留守番も安心/
ハムスターのお留守番まとめ
このページではハムスターを残して外出される方に向けて、お留守番できる期間や注意点、外出先でもペットを見守れるおすすめアイテムを紹介しました。
・2泊3日のお留守番はリスクが高い
ハムスターは温度変化や空腹に弱い生き物のため、2泊の留守番は推奨できません。
2泊3日で外出してしまうとお世話のできない日があるので、その間にトラブルが発生するリスクがあります。
・お留守番中の注意点
やむを得ない理由によりお留守番をさせる場合には、餌や水を多めに与えて温度管理を徹底しましょう。
脱走して温度管理されていない場所に行ったり、危険なものを口にするリスクもあるのでケージの蓋をしっかり閉めて、周囲を綺麗にしておくと良いでしょう。
外出先からでも家を見守れるペットカメラや温度計、リモコンなどが販売されているので、そういったアイテムを活用して安全なお留守番をさせてあげてください。
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