ペットを飼いたい一人暮らしの方々に人気があるハムスター。
犬や猫のように吠えたり部屋を荒らす事もなければ、狭いスペースで飼育できるなど賃貸でも飼いやすい特徴があります。
では、これから一人暮らしでハムスターを飼育する方はどういった飼い方をすれば良いのでしょうか?
このページでは、ハムスター飼育の基本的な情報から一人暮らしで買うときの注意点、おすすめの飼育用品を解説しています。
ハムスターが一人暮らしでも飼いやすい理由とは?

ハムスターは飼育ハードルが低いうえに必要なお世話が少ないため、一人暮らしの方でも飼いやすいペットとして人気です。
まずはハムスターが買いやすい理由について確認しておきましょう。
- 吠えたり部屋を傷つけることがない
- 狭いスペースで飼育できる
- 世話、掃除が少なく済む
- 小動物を飼える賃貸が多い
吠えたり部屋を傷つけることがない
ハムスターは犬や猫のような大型のペットと違い、吠えたり暴れ回って部屋を傷つけることがないため賃貸で一人暮らしをしている方でも飼いやすいです。
ただし、脱走したハムスターが家具や壁紙を齧ることがあるので、飼育ケージはしっかりと閉めておくことが大切です。
狭いスペースで飼育できる
ハムスターはケージの中だけで飼育できるため広いスペースを用意する必要がありません。
運動不足解消のために室内を散歩させる『部屋んぽ』という言葉がありますが、ハムスターの場合はこの部屋んぽすら不要です。
ケージ内にサークル(回し車)を設定するだけで自然と活動量が増え、運動不足を防ぐことができます。
世話、掃除が少なく済む
ハムスターが一人暮らしでも飼いやすい理由の1つに世話の少なさがあります。
例えば、ジャンガリアンハムスターを1匹飼う場合では1日1回の餌やりと水の交換、その他に週には1〜2回程度の掃除だけで世話が済みます。
飼育する品種や個体数によって世話の大変さが変わってきますが、犬や猫に比べて圧倒的に楽に飼育できる利点があります。
小動物を飼える賃貸が多い
賃貸で一人暮らしをしている人は多いですが、そういった方でも飼いやすいペットとしてハムスターが人気です。
犬や猫の飼育を制限している賃貸は多いですが、小動物は相談可の場合があります。鳴かない、部屋を傷つけないなどの理由から飼育を許可されるケースが多いので飼育のハードルが低いです。
一人暮らしのハムスター飼育で覚えておきたい注意点
一人暮らしでペットを飼育していると、ハムスターのトラブルに気づくのが遅れがちになってしまいます。
怪我や病気といった重大なトラブルに繋がらないよう飼育の注意点を覚えておきましょう。
- ハムスターの適温維持、温度管理に注意
- 脱走のトラブルに注意が必要
ハムスターの適温維持、温度管理に注意
ハムスターにとっての適温は20℃〜25℃程度とされています。
一人暮らしだと家を空けている間に室温が上下して、ハムスターの適温から外れてしまうことがあります。
室温30℃前後の高すぎる状態が長く続くと熱中症になりやすく、反対に10℃前後の低すぎる状態が続くと疑似冬眠のリスクがあるため適温を維持する必要があります。
室内の温度変化をスマホで確認できる温度計が販売されているので、こういったアイテムを活用してハムスターにとって快適な環境を保ちましょう。
脱走のトラブルに注意が必要
ハムスターを水槽やプラスチックケースで飼育していると、稀に脱走してトラブルに繋がる事があります。
脱走によるトラブルには以下のようなものがあります。
- 壁や柱、家具を齧る
- 家電のコードを切る
- 高所からの落下で怪我をする
- 食べてはいけないものを摂取する
- 部屋、家から逃げてしまう
- 温度管理されていない場所に行ってしまう
一人暮らしをしていると、ハムスターの脱走に気づくのが遅れがちです。
脱走しても良いようハムスター部屋のドアを閉めておいたりコード類は高い位置に置く、脱走しづらい飼育ケースを利用すると安心です。
ハムスター飼育を始めるにあたって必要な物と選び方
次にハムスター飼育を始めるにあたって用意しておくべきアイテムと飼育用品の選び方を紹介します。
飼育用品はしっかりと選ばないと脱走や怪我、水漏れの原因となります。低価格帯で高品質な飼育グッズを中心に紹介しているの参考になさってください。
- 飼育ケージ
- 給水ボトル
- ホイール(回し車)
- 餌(ペレット)
- 床材
- おうち、トイレ、餌入れなど
ハムスターの飼育ケージの選び方
飼育ケージを選ぶ際には、通気性が良く脱走しづらい構造のものがお勧めです。
ハムスターはトイレを一ヶ所にする習性があるため、通気性が悪いケージだと尿が乾かずに溜まってしまいます。排せつ物が放置されると細菌やカビ、ウィルスが繁殖して病気の原因となってしまいます。
一人暮らしだと思うように掃除ができないこともあるので、通気性の良い金網のケージや衣装ケース、大きなドアのついた飼育ケージがおすすめです。
ハムスターの給水ボトルの選び方
給水ボトルは飲み口にボールが2つ付いた水漏れ防止タイプを選びましょう。
給水ボトルはゴムパッキンが劣化したり飲み口にゴミが入ると、水漏れを起こしてケージ内が浸水してしまうことがあります。特に、ボール1個タイプの給水ボトルだとボールがずれた時に全ての水が出てしまいます。
一人暮らしでハムスターを飼育していると、水漏れのトラブルに気づくのが遅れがちになってしまうので、ボール2つタイプが必須になってきます。
ハムスターのホイールの選び方
ホイール(回し車)を選ぶ際には、音が鳴りにくくスムーズに回るベアリング構造がお勧めです。
ベアリングの採用されていないホイールは、ハムスターが走った時にプラスチック同士がこすれてキーキーと高い音がなります。賃貸で一人暮らしをしている方だと騒音トラブルに繋がったり睡眠不足に陥ることがあります。
また、回転部の摩擦が多い分、ハムスターにとっても走りにくい欠点があります。
そういった問題を防ぐためにもベアリングのホイールは重宝します。
一人暮らしでハムスターを飼う方におすすめのアイテム
一人暮らしでペットを飼育すると、お留守番中のハムスターが元気で過ごしているか心配になる方もいるでしょう。
「外出先でもペットの様子を見たい」という方におすすめなのが、SwitchBotの見守りカメラです。
自宅にカメラを設置しておくだけで、どこからでもハムスターの映像を確認できます。
ハムスターが元気に動き回っているか、餌を食べているかといった細かな動きまでしっかりと見ることができるうえに、写真や動画を撮ったり、マイクを通して話しかけることも可能です。
また、SwitchBotのハブには登録した家電を操作する機能があるため、自宅のエアコンをつけたり関連商品で温度・湿度の確認、カーテンの開け閉めなどが可能で一人暮らしには重宝します。
使用には専用のリモコンが必要となるので忘れずに購入しましょう。
一人暮らしでのハムスター飼育まとめ
このページではハムスター飼育を考えている一人暮らしの方向けに、ハムスターの基本的な情報から飼育しやすいポイント、注意点を解説しました。
広いスペースを必要とせず、少ない世話で飼えるハムスターは一人暮らしでも飼いやすいペットと言えます。
また、鳴き声や室内への損害もほとんどないため飼育を許可している賃貸も多いです。
以上の様に一人暮らしでも飼いやすいハムスターですが、温度管理や脱走対策は欠かせません。
必要な飼育用品を揃えて安全かつ快適にハムスターを飼育してください。
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