初心者におすすめのハムスターとは?種類ごとの特徴、メリット・デメリット

ハムスターを飼う

ハムスターの性格は種類によって大きく異なり、人懐っこい品種がいる一方で人に触れることを嫌うデリケートな品種もいます。

個体ごとの性格もあるため完全に理想通りのハムスターを購入することはできません。

ただし、おおよその性格であれば種類から選ぶことができるのです。

このページでは、初心者におすすめのハムスター、飼育経験の少ない方が飼うべきできない種類、それらの性格について紹介しています。

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初心者におすすめのハムスターとは?

まずはハムスター飼育初心者に適した種類をご紹介します。

初心者でも飼いやすいハムスターには、病気や温度変化に強く人に懐きやすい以下の2種がいます。

初心者におすすめのハムスター
  • ゴールデンハムスター
  • ジャンガリアンハムスター

初心者におすすめの種類①『ゴールデンハムスター』

ハウスに入るキンクマハムスター

ゴールデンハムスター(別名シリアンハムスター)は体調15センチから20センチ、寿命は3年前後の比較的大型のハムスターです。

縄張り意識が強く複数飼いが難しい種類ではありすが、人に懐きやすい温厚な性格をしているため初心者が飼育するハムスターとして非常におすすめです。

ゴールデンハムスターのメリット、初心者におすすめな理由

  • 人に懐きやすい
  • 温度変化に強い
  • 購入しやすい価格
  • 存在感がある
  • トイレを覚える

ゴールデンハムスターを飼育するメリットは、人への懐きやすさがあります。小型のハムスターに比べて人間を恐れない傾向があるため人が触っても怯えにくく、手乗りにもなりやすいです。

大型のハムスターですが、生体価格は1000円から3000円程度、飼育費用も小型のハムスターとほとんど変わらないため安く飼育できます。

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ゴールデンハムスターのデメリット

  • 大きめの飼育環境が必要
  • 餌の消費が速い
  • 複数飼いできない
  • トイレなしでは掃除が大変

ゴールデンハムスターは小型のハムスターに比べて体調が1.5倍から2倍ほどあるため、特別な飼育喚起が必要となります。

ケージやホイール、ハムスターのお家は大きめを用意し、重さも小型のハムスターに比べて多く与える必要があります。もちろん、フンや尿の量も小型のハムスターに比べて多いためエサ代や床材の費用がわずかに高くなります。

また、縄張り意識が非常に強いため複数で飼育することが難しい品種です。飼育ケージ1つにつき1匹しか飼育できない、嫌われてしまった際に扱いが難しくなるなどの難点があります。

初心者におすすめの種類②『ジャンガリアンハムスター』

周囲を伺う赤ちゃんハムスター

ジャンガリアンハムスターは体長5センチから10センチほどの小型の品種で、寿命は3年前後です。

ゴールデンハムスターに比べて縄張り意識が低く、相性によっては複数で飼育することも可能です。

また、ジャンガリアンハムスターも人になつきやすい品種であり、手乗りになったり声をかけると自ら寄って来てくれることもあります。

ジャンガリアンハムスターのメリット、初心者におすすめな理由

  • 小さい環境で飼育できる
  • 餌の消費が遅め
  • 人に懐きやすい
  • 購入しやすい価格
  • 小さくて可愛らしい
  • 複数飼いできる
  • トイレを覚える

ジャンガリアンハムスターのメリットとして見た目の可愛らしさがあります。ドワーフハムスターの中で最も人気のあるジャンガリアンハムスターは小さな体と短い手足の動きがとても可愛らしく、見ている人に癒しを与えてくれます。

個体差もありますが、ジャンガリアンハムスターはトイレを覚えたり人の声に反応して寄ってくることもあります。

1匹あたり2000円ほどで購入できて、必要な餌の量も大型のハムスターに比べて少ないため費用を抑えて飼育したい方におすすめです。

ジャンガリアンハムスターのデメリット

  • 警戒心の強い子も多い
  • 嫌われると噛まれる
  • 温度管理に気を遣う

ジャンガリアンハムスターの中には、警戒心が強く人になれない子も多くいます。また、飼育当初はなついていたにもかかわらず、驚かせてしまったり何らかの理由で嫌われてしまうことで敵と見なされて噛まれることもあります。

警戒心の強い個体は大型、小型の両方にいますが、小型のハムスターであればあるほど警戒心が強い傾向があります。

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初心者におすすめできないハムスターとは?

次にハムスター飼育初心者におすすめできない品種を紹介します。

以下の3種は臆病な性格だったり気が強くて噛みつく可能性があるので、飼育の際には良く調べることをおすすめします。

初心者におすすめできないハムスター
  • ロボロフスキーハムスター
  • プディングハムスター
  • キャンベルハムスター

初心者におすすめできない種類①『ロボロフスキーハムスター』

ペレットを食べるロボロフスキーハムスター

ロボロフスキーハムスターは体調4センチから5センチほどの小型のハムスターで、寿命は2年から3年になります。

ロボロフスキーハムスターが初心者におすすめできない理由としては以下の4つがあります。

  • 人に懐きにくい
  • トイレを覚えないので臭いがきつくなりがち
  • 温度変化に弱い
  • 見て貰える動物病院が少ない

ハムスターの中で最も小さい種類に位置し、警戒心も非常に強いです。

基本的に人になれる事はなく、人の手が近づいたり大きな音がするとびっくりして逃げ回る傾向にあります。

見た目の可愛らしさからつい購入してしまう方もいますが、初心者が初めて飼育するハムスターとしてはおすすめできません。

初心者におすすめできない種類②『プディングハムスター』

回し車に乗るゴールデンハムスター

黄色の毛並みが綺麗なプディングハムスターは、体長10センチほど寿命は3年前後となります。

飼育の仕方、必要な飼育用品はジャンガリアンハムスターと同じで飼育は始めやすいです。

ただし、プディングハムスターには臆病な個体が多いため、世話をしている際に嚙みつかれたり、フリーズや驚いてひっくり返ることがあります。

臆病な子はずっと懐かない可能性があるので、ハムスターとスキンシップを取りたい方はご注意ください。

初心者におすすめできない種類③『キャンベルハムスター』

餌を食べるキャンベルハムスター

キャンベルハムスターは体長7センチから12センチほど、寿命2年ほどの種類です。

一言でキャンベルハムスターと言っても、様々な色・大きさの個体がいるため人気の品種ではあります。

しかし、キャンベルハムスターは臆病で攻撃的な性格が多く、よく懐いていない個体に触ると噛まれる危険があります。

ロフスキーハムスターと違って噛みついてくる危険があることを覚えておきましょう。

ハムスター飼育前の下調べは入念に

回し車に乗るゴールデンハムスター

このページでは初心者におすすめのハムスターとおすすめできないハムスターを紹介してきました。

飼育の仕方や整えるべき飼育環境は種類ごとに異なります。

ペットを購入する人の中には「お気に入りの子と出会って衝動買いしてしまった」「子供にせがまれてとりあえず購入した」など、もともと飼育予定のなかった方も多くいます。

何も調べずに購入して、飼いきれない、懐かないなどの理由で手放すことがないようしっかり下調べを行いましょう。

ハムスターは自然界で生き延びることはできません。

購入するのであれば2~3年に渡り、温度管理や体調管理を続ける覚悟を持ってください。

ハムスター飼育の注意点はこちら

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