ハムスターの寿命が短すぎる!平均寿命と短命の理由、長生きさせるには

アイキャッチ画像『ハムスターの寿命が短すぎる理由とは』ハムスターを飼う

小柄な体格とちょこちょことした動きの可愛いハムスター!

「飼ったことがある」「現在飼っている」という方も多いことでしょう。

飼育費用が安く、お世話も少ないなど多くのメリットがあるハムスターですが、寿命が短く数年でお別れが待っているというデメリットもあります。

では、どうしてハムスターの短いのでしょうか?

このページでは、ハムスターの寿命や平均寿命が短すぎる理由、長生きさせるための飼育方法について解説しています。

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ハムスターの寿命は種類によるが長くても2~4年ほど

餌を食べるハムスターの画像

一般にハムスターの寿命は2〜3年程度です。

平均寿命は種類によって異なりますが、中でも長生きしやすいのがゴールデンハムスター属に属するいくつかの種類とヒメキヌゲネズミ属に属するジャンガリアンハムスターです。

これらの種には3年以上生きる個体もおり、稀に4年近く長生きするケースもあるようです。

しかし、ハムスターを飼育した経験のある方の中には「1年すら生きなかった」「数ヶ月で死んでしまった」という人もいるのではないでしょうか。

上で解説したハムスターの寿命とは、誰が飼っても3年近く生きるという訳ではありません。

寿命はあくまで飼育に慣れた飼い主がストレスの少ない環境で飼育できた場合の目安であり、初心者は寿命まで飼いきれないことも多いのです。

ハムスターの寿命が短すぎる!その理由とは

頬袋に餌を入れるキンクマ

他のペットに比べてハムスターは「寿命が短すぎる!」と言われます。

これには本来の寿命の短さに加え、ハムスター命を落としやすい3つの原因があるためです。

ハムスターの寿命が短くなる原因
  1. 臆病な性格でストレスに弱い
  2. 年齢による病気のリスク
  3. 突然死のリスク

ハムスターの寿命が短くなる原因①『臆病な性格でストレスに弱い』

多くの生き物にとってストレスの少ない環境は長生きに繋がります。

しかし、ハムスターは非常に憶病な性格をしており極端にストレスに弱いため、飼育環境次第では身体に負荷がかかり寿命が短くなってしまうのです。

よくあるストレスの例を2つ紹介します。

・ストレス①『リラックスできない飼育環境』

ハムスターは安全で身を隠せる場所を好みます。

これは天敵の多い小型の齧歯類に共通する身を守るための習性です。

しかし、ケージ内のマット(床材)があまりにも少なかったりハウスすら設置していないと、ハムスターは身を守るため常に安全を確認しなければなりません。

きょろきょろと辺りを見回すのは自身や巣穴の安全を確認するための行動です。

また、警戒心の強い子に頻繁に触ってしまうと強いストレスを与えることになるので注意しましょう。

・ストレス②『不適切な温度の飼育環境』

ハムスターにとって適切な温度でない環境もストレスに繋がります。

多少の上下はありますが、一般にハムスターにとっての適温は20℃~25℃程度とされています。

この適温を大きく外れると熱中症や低体温の危険があるため、ハムスターはより冷たい場所を探して移動したり、体温を維持するために代謝を上げるなど常に生命維持に努めなければなりません。

安全な巣穴から出る時間も増え、より頻繁に周囲を警戒する必要も生まれます。

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ハムスターの寿命が短くなる原因②『年齢による病気のリスク』

ハムスターの寿命が短すぎると言われる最大の理由が、病気のリスクにあります。

歳を重ねるごとに代謝と免疫力が落ち、脱毛や皮膚病、骨折、傷からの化膿、細菌感染、腫瘍、内臓疾患など様々な病気に罹りやすくなるのです。

ハムスター飼育経験の豊富な方は、その病気の多さと発症確率の高さに驚いたことでしょう。

種類にもよりますが大体1歳半~2歳くらいに老化現象が見られるようになり、それと同時に病気の発症リスクも格段に高くなります。

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ハムスターの寿命が短くなる原因③『突然死のリスク』

どんなにストレスの少ない環境で健康に気を付けていても避けられないのが突然死です。

突然死はハムスターに限らず多くの生き物に見られる現象で、それまで元気に見えていた個体がある時急に体調不良を訴え、そのまま命を落とすのです。

理由は様々で心筋症や動脈狭窄、内臓疾患、肺水腫、感染症、その他にも遺伝的要因によるものや事故による死も突然死に含まれます。

ハムスターの場合、老化が始まる頃から突然死のリスクは高くなりますが、ショップから迎えたばかりの幼い個体でも同様のリスクを抱えています。

予測不可能な突然死は避けられないので、細菌感染やケージ内外でのトラブルといった対策できるところに気を付けましょう。

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ハムスターを少しでも長生きさせるには?

餌入れに入るジャンガリアンハムスター

ここまでで「ハムスターの寿命が短い!」と言われる理由について解説しました。

ハムスターは長くとも3年程度しか生きられない生き物ですが、大切な家族としては「少しでも長生きしてほしい」「お別れしたくない」と思うものです。

そこで、ここからはハムスターの寿命を少しでも長くするために、飼い主にできる事を3つ紹介します。

ハムスターを長生きさせるには
  1. ストレスの少ない飼育環境を作る
  2. 定期的な健康チェック、適切な体重管理
  3. 異変があったら急いで動物病院へ

長生させるポイント①『ストレスの少ない飼育環境を作る』

上記でも解説しましたがハムスターを長生きさせるためには、ストレスの少ない環境を作ることが非常に重要です。

ストレスと聞いて「驚かせたり、触り過ぎなければ良いんでしょ?」と答える人は多いです。

確かにその認識は間違っていませんが、その他にも清潔な環境で健康を守る、適切な温度・湿度で体への負担を減らす、安心できる巣穴や巣穴を作る材料を用意してあげるといった工夫もストレスフリーな生活には欠かせません。

ハムスターの寿命が短いのは事実ですが、実のところ飼い主の知識次第で変わるところも多いです。

ブログやYouTube、SNSなど情報を集める手段は多くあるので積極的に調べて、飼育中のハムスターに適した方法で飼ってあげると良いでしょう。

長生させるポイント②『定期的な健康チェック、適切な体重管理』

ハムスターの寿命は健康を損なうことで極端に短くなることがあります。

健康を守るためには数日に1回のペースで、餌や糞の量、尿の色、爪や毛並み、目の色など体に異変はないかこまめに確認してあげると良いでしょう。

また、ハムスターは太りやすい生き物です。

冬場は脂肪を付けるために体重が増えることもありますが、年中太っているようであれば定期的に体重測定を行い種類ごとの適正体重を維持させましょう。

その際、極端に餌を減らすことはせず回し車など運動できる用品を設置し、ダイエット用のペレットを与えておやつは減らすといった対応がハムスターへの負担が少なくておすすめです。

ハムスターは大型のペットに比べて体が弱いです。

適切な処置を行っても一度体にかかった負荷が大きければ、健康寿命が短くなったり短期間で命を落とすこともあるので、こまめな健康管理を行いましょう。

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長生させるポイント③『異変があったら急いで動物病院へ』

健康チェックと同じくらい大事なのが、動物病院の受診です。

上でも解説した通り、ハムスターは体調の異変により短命になることがあります。

また、異変が見られてから症状が進行するまでのスピードも非常に早いため、経過観察をしていたりネットで情報収集をしているうちに手遅れになる可能性も十分にあります。

ハムスターに異変が見られた時には動物病院の受診をおすすめします。

「これくらいの異変でも受診が必要かな?」と迷ったら電話で指示を仰ぐことも可能です。

病院によりますが、電話越しの診察で対処法を教えてくれたり、すぐに予約を入れてくれることもあるので迷ったらすぐに相談してください。

ハムスターの寿命が短すぎる!理由と対策まとめ

元気なジャンガリアンハムスター

このページでは、ハムスターの寿命が短すぎると言われる理由や長生きさせるためのポイントを飼育初心者にも分かりやすく解説しました。

ハムスターが「すぐに死んでしまう」と言われるのは、もともと寿命2〜3年程度と人間に比べて短命な生き物であることが原因です。

加えて、飼育環境のストレスや高齢による病気のリスク、突然死の可能性が高いなどの理由から寿命まで生きられない個体も多く、こういった理由から「寿命が短すぎる」と誤解されることもあります。

適切な温度・湿度を保ちストレスの少ない飼育環境を作り、定期的な健康チェックを行うことで寿命まで生きられる確率を上げることができます。

2~3年と短いハムスターの命ですが、その限られた時間を少しでも幸せに生きられるよう快適な生活環境を提供してあげるのが飼い主の役目です。

ぜひ、しっかり勉強したうえで飼育を始めてみてください。

ハムスターとのお別れの仕方はこちら

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