ハムスターの主食として与えるペレットですが、何が入っていてどんな栄養が摂れるのかご存じでしょうか?
「ペレットだけでは栄養不足にならないか心配」「おやつの方が食いつきが良い」など、飼い主の中にはペレットだけで飼育しても良いのか疑問視している方もいることでしょう。
そんな方々のためにこのページでは、ハムスター用ペレットについての基本的な解説から種類と選び方、適切な与え方について紹介します。
ハムスターはペレットだけで飼育可能

結論から言うと、ペレットだけでもハムスターを飼うことができます。
ハムスター用のペレットは、小麦や穀物、肉、魚などの粉末が固められた人工飼料でハムスターが生きるうえで必要な栄養がバランスよく配合されています。
ビタミンやミネラル、カルシウムなどの栄養素も十分に含まれているため、ペレットのみを与え続けても体調を崩すことはありません。
また、ペレット以外の食べ物を与えるとハムスターが好き嫌いをしてしまい、おやつだけを食べて太ったり野菜ばかりを食べて下痢になることがあります。
好き嫌いのある個体にはペレットのみを与える方が健康的かもしれません。
誤解されがち!ひまわりの種は主食ではない
ハムスターの餌としてひまわりの種を思い浮かべる人は少なくありません。
ペットショップでもフードとして販売されているひまわりの種ですが、多くの油分が含まれているため主食として与えてしまうと肥満の原因になってしまいます。
ひまわりの種はあくまでおやつであり、主食として与えるには向いていません。
ペットの健康を守るためにもペレット中心の飼育を行いましょう。
ハムスター用ペレットの種類と選び方
ハムスターのペレットには、硬さのあるハードタイプとサクサクとした軽さのあるソフトタイプの2種類があります。
ハードタイプ | 硬いペレットのためハムスターがガリガリと齧って食べます。 栄養摂取だけでなく健康な歯を保つのにも役立ちます。 | |
ハードタイプに比べて齧りやすいペレットです。 生後1~3ヶ月の赤ちゃんや高齢のハムスターなど、硬いペレットを齧れない個体に与えます。 |
これらの種類以外にも、ゴールデンハムスター用・ドワーフハムスター用、ダイエット用など様々な種類があります。
ハムスター用ペレットの選び方
ペレットを選ぶ際には、ミックスフードを避けてペレットのみの製品を選びましょう。
販売されているペレットの種類は非常に豊富ですが、大手メーカーの製品であれば必要な栄養素をしっかり補えるよう作られているので飼い主側で吟味する必要はほとんどありません。
飼育しているハムスターの品種と年齢、健康状態を考慮して選びます。
ハムスター用ペレットの与える量
市販のペレットであればパッケージ裏側に適量と与え方が記載されているので、表記に従って与えましょう。
(目安としてハムスターの体重の5%~10%程度)
ただし、ペレットには独特の匂いがあってハムスターが嫌がったり、個体差により栄養が足りないことがあるので以下のケースでは野菜やおやつを追加しても良いでしょう。
- ペレットを食べてくれない時
- 運動量が多くて痩せている時
- 妊娠や出産をする時
ビタミンや動物性タンパク質など特定の栄養素を補いたい場合には、野菜やミルワーム、ささみ、ゆで卵の白身など他の食材を与えてください。

前日に与えた餌が残っていたら与える量を減らしても良いかもね!
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ハムスター飼育のペレットについてまとめ

このページでは「ハムスターはペレットだけで飼えるのか?」といった疑問を深堀し、ペレットに関する説明から選び方、与え方を紹介しました。
・ペレットだけで飼育可能
ペレットにはハムスターが活動するうえで必要となる栄養素が過不足なく含まれているため、ペレットだけでも十分に飼育可能です。
他に野菜やおやつを与えなくても健康を損なうことはありません。
・ペレットの与え方・適量とは
ペレットはパッケージの表記に従い、ハムスターの体重に沿った量を与えましょう。
基本的にペレットだけで問題ありませんが、ハムスターが痩せている時や運動量が多い場合、妊娠や出産をする場合には、ペレットの量を増やしたり他の食物を与えて足りない栄養素を補ってあげてください。

何の栄養がどのくらい足りないか分からない時には、ペレットを多く与えておくのが安心だね!
是非コメントを残していってください!