ハムスター関連の情報集めている人の中には、ハムスターを衣装ケースで飼う方法を目にした方もいるのではないでしょうか?
実はハムスターは衣装ケースで飼育することができ、衣装ケースでの飼育は様々な面でハムスターへのメリットとなるのです。
このページでは、衣装ケースでの飼育に興味がある方、試してみたい方のためにハムスターを衣装ケースで飼う方法、メリット・デメリットを紹介します。
衣装ケースでハムスターを飼う
ハムスターを衣装ケースで飼う方法とは文字通り、ハムスターケージや小動物用の水槽を使用せず、ホームセンターで販売されている衣装ケースを使用する方法です。衣装ケースをハムスター用の生活スペースとし、それに合わせて飼育用品を購入、設置することで飼育環境を整えることができます。
ハムスター飼育を始めたばかりの方には馴染みのない方法かもしれませんが、ハムスター飼育に慣れている人の中には積極的に衣装ケースを使用する方もいます。
うちのハムたちはみんな衣装ケースで暮らしています。
衣装ケースでの飼育には様々なメリットがある反面、デメリットとなるポイントもあります。飼育のメリット・デメリットは以下で紹介しているので参考になさってください。
衣装ケースでハムスターを飼うメリット
まずは衣装ケースを使用してハムスターを飼育する際のメリットを確認しておきましょう。衣装ケースで飼育した際には以下の利点があります。
- 広い空間が用意できる
- ハムスターがよく見える
- ケージをかじられる心配が少ない
- 通気性が良い
- 安価で用意できる
衣装ケースのメリットとして、大きめのケースを安価で購入できる点があります。通常のハムスターケージに比べて2倍以上の大きさの衣装ケースが1000円以下で購入できます。
衣装ケースには、透明や半透明のものが多く中にいるハムスターの様子をしっかりチェックすることができます。半透明の衣装ケースであれば、ハムスターから人間の様子が見づらいため、ハムスターを驚かせにくくなります。
また、衣装ケースには蓋を外すことで通気性が良く、湿気がこもりにくいメリットがあります。蓋を設置する場合には、蓋をくりぬいて金網を設置したりケースに小さな穴をたくさん開けて空気の通り道を確保しましょう。
衣装ケースでハムスターを飼うデメリット
次に衣装ケースでハムスターの飼育をする際にデメリットとなるポイントをご紹介します。ショーケースでの飼育においてデメリットとなるのは以下の3点です。
- 衣装ケースを置くスペースが必要
- 飼育用品を買い揃える必要がある
- 脱走の可能性がある
衣装ケースでハムスターを飼育する際のデメリットとして、1つ目に衣装ケースを設置するスペースの問題があります。ほとんどの衣装ケースは小型のハムスターケージに比べて大きく、それなりのサイズがあるためそれを置く場所が必要となります。複数の種類のハムスターを飼育している人は、並べた衣装ケースが邪魔になることもあるので注意が必要です。
また、衣装ケースに手を加えず使用する際には、置き型のホイールや衣装ケースで使用できる給水ボトルを購入する必要があります。ハムスター飼育を衣装ケースで始めた場合、初期費用を抑えることができますが、既にハムスター用のケージを使用している人が衣装ケースでの飼育に切り替えた場合には出費が増えてしまいます。
最後にハムスターを衣装ケースで飼育した際のデメリットに脱走の可能性があります。衣装ケースに蓋を設置しなかった場合、高さのあるものに飛び乗って脱走してしまうことがあります。ケースの側面に穴を開けてホイールや給水ボトルを設置した場合には、ハムスターが穴と設置した飼育用品を使って器用に壁を登ることもあります。
蓋をしていても金網との隙間をかじって出て行っちゃう子がいます。もちは蓋の隙間から脱走しました。
衣装ケースで飼育する方法
ここからはハムスターを衣装ケースで飼育する方法を紹介します。衣装ケースはハムスターケージにする方法は非常に簡単で、飼育環境を整える手順は以下の3ステップです。
- 衣装ケースを選ぶ
- 置き型の飼育用品を購入する
- 空気穴を開ける(蓋を外す)
衣装ケースを選ぶ
まずはハムスターの家となる衣装ケースを選びます。衣装ケースは大きければ大きいほどハムスターの活動範囲が広くなるため運動不足の解消につながります。
衣装ケースを選ぶ際には、内側の凹凸が少なく、高さのあるものを購入しましょう。内側に凹凸があるとハムスターがその部分をかじって穴を開ける可能性があります。同様に、衣装ケースの高さが足りないとハムスターが飼育用品を登って脱走してしまうことがあります。
また、衣装ケースは透明度の高いものを選ぶと中にいるハムスターの様子が見えるのでおすすめです。
衣装ケースの高さは床材を入れる分も考えて選んでね。
置き型の飼育用品を購入する
衣装ケースを選んだらケース内に設置する飼育用品を購入しましょう。飼育用品の大きさや形状は、衣装ケースの高さを参考に選んでください。高さのない衣装ケースに大きな飼育用品を設置してしまうとハムスターが脱走する原因となります。
吊るすタイプや壁に付けるタイプの給水ボトルはハムスターにとって登りやすいので注意が必要です。また、コードのあるものを設置する際にはハムスターが登れないよう表面が加工されている物を選びましょう。
空気穴を開ける(蓋を外す)
最後に衣装ケースに空気穴を開けたり、金網を設置すれば完了です。ハムスターの窒息を防ぐのはもちろんですが、湿度が上がり細菌やカビが繁殖するのを防ぐこともできます。
衣装ケースに手を加えない場合には、蓋を外して通気性を良くしましょう。
衣装ケースで飼育する際の注意点
このページでは、ハムスターを衣装ケースで飼育する際のメリット・デメリット、飼育の方法を紹介してきました。最後に衣装ケースで飼育を行う際の注意点を確認しておきましょう。
- 通気性を良くする
- ハムスターを怖がらせないよう触る
通気性を良くする
ハムスターを衣装ケースで飼育する際には、ケース内の通気性が良くなるよう蓋を外したりたくさんの穴を開ける工夫をしましょう。通気性が悪いと湿度が高まり細菌やカビの発生源となるのはもちろんですが、穴が少なかったり密閉されているとハムスターが窒息死してしまう可能性があります。
ハムスターを怖がらせないよう触る
また、ハムスターは上から来る物に警戒心を抱きます。衣装ケースをそのまま使用すると、必然的にハムスターの目線より上から手を入れることになります。ハムスターに触る際、餌をあげる際には恐怖心を与えないようできるだけ低い位置から手を近づけましょう。
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