ハムスター飼育で新聞を使っている方は多いのではないでしょうか?
また、新聞を使って良いのか心配する飼い主が多いのも事実です。新聞を使うことでハムスターにどんな影響が出るのか知っておくと安心です。
このページでは、ハムスター飼育初心者のためにハムスター飼育に新聞を使って良いのか、おすすめの使用方法など様々な情報をご紹介します。
ハムスター飼育に新聞を使って良い?
まずは、ハムスターの飼育に新聞紙を使うことができるのか確認しておきましょう。ハムスターが新聞に拒否反応を起こさない限り、新聞のある環境で飼育することができます。
新聞紙は保温性が高く、湿度を適度に吸収するため床材やマットとして高い機能性を持ちます。ケージと床材の間に新聞を敷く人も多いですが、ハムスター飼育に慣れている方の中には、新聞で床材を作る人もいます。
基本的には新聞を使うことはハムスターにとってメリットが多く、おすすめの飼育方法のひとつです。
わが家のハム達は全て新聞の床材て暮らしています。詳しくはこちらのハムギャリーをご覧下さい。
新聞にはデメリットも
床材としても優れた働きを持つ新聞紙ですが、場合によってはハムスターに悪影響を及ぼすことがあります。
まず、ハムスターの中には新聞にアレルギー反応を起こす個体がいます。非常に稀なケースですが、飼育しているハムスターが目をかいていたりくしゃみをするようになった場合はアレルギーが疑われます。即座に新聞での飼育を辞めて様子を見てみてください。
次に挙げられるデメリットとして、パールホワイトなどの白系のハムスターに新聞の色が移る可能性があります。最近の新聞の黒インクは移るにくくなっていますが、その他の色はハムスターの毛に移ることがあるのでカラー新聞は使わないよう心がけてください。ただし、新聞の色が写ることによって健康を害することはないので、それほど心配する必要はありません。
ハムスターを新聞で飼育する方法
次に新聞紙を使用してハムスターを飼育する方法を紹介します。新聞を使用した飼育方法は以下の3つです。
- 床材の下に新聞を敷く
- 新聞で床材を作る
- ケージに新聞を敷くだけ
床材の下に新聞を敷く
多くの飼い主が行なっている飼育方法のひとつに床材の下に新聞紙を敷く方法があります。
こちらの方法には、床材の交換が楽になる、ハムスターの尿や吸水ボトルからの水漏れが吸収されるなどのメリットがあります。新聞が直接ハムスターに付くわけではないため、色移りしにくいのも嬉しいポイントです。
水分を吸水した新聞には、細菌が繁殖していることがあります。床材の下に新聞を敷く場合には、掃除の際に新聞を取り替えるようにしましょう。
また、吸水ボトルの水が減っていた際には新聞が濡れていないかを確認して、濡れていた場合にはすぐに取り変えてください。
新聞で床材を作る
新聞を使用した飼育方法の2つ目に新聞を床材に変える方法があります。
新聞を細かく刻んで床材として使用することで、保温性と通気性の高い床材が出来上がるため冬場の飼育にも最適です。また、新聞で作った床材は非常に吸収率が高く、乾燥もしやすいため薄めに敷いておくことで細菌が繁殖しづらい環境を作ることができます。
梅雨など湿度が高まりやすい時期には、この新聞を使用した床材がかなりの効果を発揮します。ケージ内の湿度を下げたい時に使用してみると良いでしょう。
新聞を床材にする際には、シュレッダーの利用がおすすめです。不要になった新聞をシュレッダーにかけて床材にすれば有効に消費することができます。1,000円程で購入できるので、細かくカットできる物を1つ用意しておきましょう。
ケージに新聞を敷くだけ
ハムスターのケージに新聞のみを敷いて飼育する方法があります。
市販の床材やカットした新聞を使わず、新聞を敷くだけの手軽な方法です。ケージに新聞を敷いて、その上に飼育用品を設置します。床材を交換する必要がなく、ハムスターの尿もすぐに乾くため非常に衛生的な飼育方法です。
ただし、こちらの方法は暖かい環境に限られます。寒い場所で床材なしの飼育をするとハムスターが疑似冬眠に入る可能性があるため非常に危険です。温かい時期やエアコンを使用した部屋で飼育する際にはおすすめです。
床材にアレルギー反応を起こす飼い主にも優しい方法だね!
ハムスターと飼育環境を確認しよう
このページでは、ハムスターと新聞についての基本的な情報から新聞紙を使った飼育方法を紹介してきました。
アレルギー反応が起こらない限り、新聞を用いてハムスターの飼育が行えます。新聞を使うことで様々な恩恵を受けることができます。
早速この方法を試そうと思った方は、温度や使用している飼育用品などの飼育環境を確認して適切な方法を選んでください。
また、ハムスターがアレルギー反応を起こしていないかこまめにチェックしてあげてください。
ハムスターがアレルギー反応を起こしてしまった場合には、新聞を使用しない飼育環境で様子を見てください。基本的には時間の経過と共に反応は治まるのですが、治る気配がなかったら病院に連れていきましょう。
全てのハムスターに共通する最適な方法はありません。新聞意外に関しても環境を変化させる時には様子を見ながら調節してください。
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