ハムスターの部屋が臭い原因と対策|掃除しても臭う本当の理由とは?

アイキャッチ画像『ハムスターの飼育部屋が臭い時の対策』ハムスターを飼う

ハムスターを飼い始めてしばらくすると、「あれ、部屋がなんだか臭う……?」と感じた経験はありませんか?

最初は気のせいだと思っていても、換気をしても臭いが残ったり、ケージの近くに行くとツンとした独特な臭いを感じたりすると、不安になりますよね。

「掃除はしているはずなのに」「ハムスターってこんなに臭うもの?」と悩む飼い主さんは実はとても多く、特に初めてハムスターを飼う方ほど戸惑いやすいポイントです。

結論から言うと、ハムスター自体が強烈に臭う動物ではありません。部屋が臭くなる場合、必ず何らかの原因があり、正しく対処すれば大幅に改善できます。

この記事では「ハムスター 部屋 臭い」という悩みを解消するために、臭いの原因・見落としがちなポイント・すぐできる対策・病気の可能性まで、飼育経験をもとに詳しく解説します。

ハムスターにも、飼い主さんにも快適な環境を作るために、ぜひ最後まで読んでみてください。

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ハムスターの部屋が臭くなる主な原因とは?

ハムスターの部屋が臭くなる原因はひとつではありません。複数の要因が重なって、徐々に臭いが強くなっていくケースがほとんどです。

まずは、特に多い原因を整理して確認してみましょう。

  1. 糞尿がケージ内に溜まっている
  2. 床材や巣箱が尿を吸って劣化している
  3. 餌の食べ残し・隠し餌が腐敗している
  4. 湿度や温度が高く、菌が繁殖している
  5. ハムスターが病気にかかっている

ここからは、それぞれの原因について詳しく見ていきます。

① 糞尿の臭いが部屋全体に広がっている

ハムスターの部屋が臭くなる原因として、最も多いのが尿の臭いです。

体が小さいため排泄量は少ないものの、ハムスターの尿はアンモニア臭が強く、時間が経つほど刺激的な臭いに変化します。

特に以下のような状況では、臭いが強くなりやすい傾向があります。

  • 同じ場所で毎日おしっこをしている
  • 吸水性の低い床材を使っている
  • 掃除の頻度が少ない

尿が染み込んだ床材や巣箱は、見た目がきれいでも強い臭いを放っていることが多く、部屋全体に広がってしまいます。

「ケージはそんなに汚れていないのに臭う」という場合、このパターンが非常に多いです。

② 床材・巣箱が尿を吸い込みすぎている

床材や木製の巣箱は、尿をしっかり吸収してくれる反面、長期間使い続けると臭いの元になります。

特に木製用品は、一度染み込んだ尿の臭いがなかなか取れません。水洗いしても完全には落ちず、乾いた後に再び臭いが強くなることもあります。

以下に当てはまる場合は、用品の交換を検討しましょう。

  • 掃除しても臭いが取れない
  • 触ると独特なツンとした臭いがする
  • 使い始めて数か月以上経っている

消臭スプレーでごまかすよりも、床材の部分交換・巣箱の交換の方が確実に臭いは改善します。

③ 餌の食べ残し・隠し餌が腐っている

ハムスターは本能的に餌を巣箱や床材の下に隠します。これは自然な行動ですが、これが臭いの原因になることも少なくありません

特に野菜・果物・ゆで卵などの生ものは、数日放置されるだけで腐敗し、強烈な臭いを発します。

巣箱の奥や床材の下に隠されていることが多く、飼い主が気づかないまま臭いだけが広がるケースも非常に多いです。

生野菜を与える場合は、数時間〜半日以内に必ず回収する習慣をつけると安心です。

④ 高温多湿で臭いがこもっている

夏場に「急に部屋が臭くなった」と感じる場合、温度と湿度が大きく関係しています。

高温多湿な環境では、尿や糞、餌の残りに菌が繁殖しやすく、臭いが一気に強まります。

ハムスターにとって快適な環境は以下が目安です。

  • 温度:20〜25℃
  • 湿度:40〜60%

湿度が高いと、臭いだけでなくカビや皮膚病の原因にもなるため、エアコンや除湿機を活用しましょう。

⑤ 病気による異常な臭い

掃除や環境改善をしても明らかに臭いが強い場合、病気が原因の可能性も考えられます。

腸内環境の悪化、感染症、腫瘍、膿瘍などがあると、尿や糞の臭いが普段とは明らかに違ってきます。

以下のような変化が見られたら注意が必要です。

  • 尿の臭いが異常に強い
  • 下痢や軟便が続いている
  • 食欲が落ちている
  • 元気がなく、動きが鈍い

少しでも「いつもと違う」と感じたら、早めにハムスターを診られる動物病院へ相談しましょう。

ハムスターの部屋の臭いを抑える具体的な対策

原因が分かったら、次は実践的な対策です。特別な道具がなくても、今日からできることがたくさんあります。

ここでは、効果の高い対策を順番に紹介します。

ケージ掃除は「全部交換」しすぎない

意外に思われるかもしれませんが、床材を毎回すべて交換するのはおすすめできません。

ハムスターは自分の臭いがなくなると強いストレスを感じ、逆にマーキングが増えて臭いが悪化することがあります。

基本は汚れた部分だけを取り除く「部分掃除」を週1〜2回行い、全交換は月1〜2回程度が目安です。

トイレを設置して排泄場所を固定する

トイレを覚えてくれる個体であれば、臭い対策は一気に楽になります。

尿が一か所にまとまることで掃除が簡単になり、床材全体に臭いが広がるのを防げます。

換気と湿度管理を徹底する

毎日の換気は、部屋の臭いを溜めない基本です。

直風が当たらないよう注意しながら、空気の入れ替えを行いましょう。

それでも臭いが改善しない場合は病院へ

掃除・床材・餌・環境、すべて見直しても臭いが改善しない場合は、病気の可能性を疑うべきタイミングです。

ハムスターは体が小さく、症状が急激に進行することも珍しくありません。

「少し様子を見よう」と迷っているうちに悪化するケースも多いため、不安を感じたら早めの受診が結果的に命を守ることにつながります。

ハムスター部屋の臭い対策まとめ

ハムスターの部屋が臭くなる原因は、決して「飼い方が悪い」からではありません。

糞尿・床材・餌・湿度・病気といった複数の要因が重なり、誰にでも起こり得る問題です。

正しい知識を持って環境を整えてあげれば、ハムスターのいる部屋でもほとんど臭いを感じずに快適に過ごせます。

ぜひ今日からできる対策をひとつずつ取り入れて、ハムスターとの暮らしをより心地よいものにしてください。

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