ハムスターのおやつとしても販売されているバナナですが、スーパーで販売されている生の状態でも与えて良いのでしょうか?
ハムスター飼育をしている中では、こういった食べ物に関する疑問が頻繁に湧くことでしょう。可愛いペットが様々な物を食べている姿は、見ているだけで癒しになります。
このページでは、ハムスターにバナナを与えて良いのか、バナナがハムスターの体に与える影響と与え方、与える際の注意点をご紹介します。与える前に一通りの情報を身につけておきましょう。
ハムスターにバナナを与えて良い?

まずは、バナナをハムスターに与えて良いのか確認しておきましょう。
甘みの多いバナナは、ハムスターが好みやすく人気のおやつになります。ペットショップにもドライフルーツのバナナが販売されており、ハムスターに与えることに問題はありません。
バナナに含まれる栄養素
バナナには、主に以下の栄養素が含まれます。
- ビタミン
- 糖質
- カリウム
- 食物繊維
この他にも、葉酸やポリフェノール、アミノ酸などの栄養が含まれています。
ビタミンや食物繊維は、ハムスターの健康管理に役立ちます。便通が悪い時はバナナを少量与えてみると良いでしょう。また、カリウムには血圧を下げる効果がありますが、ハムスターにとってはそれほど重要な栄養素ではありません。
バナナはハムスターの成長や健康管理に役立つ栄養を持ったおやつで、ペレットでは不足する栄養を補うことができます。ただし、糖質の多い食べ物でもあるので肥満の原因にもなります。
バナナがハムスターに与える影響
バナナがハムスターの体に与える影響を確認しておきましょう。
適切な量のバナナは、ハムスターの健康管理に役立ちます。ハムスターも積極的に食べるので簡単に与えられる点も魅力のひとつです。
ただし、バナナはを与える際には注意すべきことが2つあります。まず、乾燥させていないバナナを与える際には水分量に注意が必要です。バナナは水分を含む食品であるためハムスターが下痢を起こす原因となります。また、バナナには多くの糖分が含まれます。与えすぎは肥満の原因となるため注意が必要です。
バナナの与え方
ハムスターにバナナを与える方法と与える際の注意点をご紹介します。
バナナは、与えすぎなければハムスターにとっておすすめのおやつとなります。与える際には、火を通したり洗ったりする必要はありません。皮を剥かずに与えるとそのまま食べてしまうので中身だけをあげるようにしてください。
ハムスターの下痢を心配する方には、ペット用のドライフルーツがおすすめです。手で簡単に折れるので適切な量を与えることができます。ハムスターの大きさにもよりますが、1日あたり数センチ各にカットしたものを1~3個まで与えるようにしましょう。乾燥させていない生のバナナを与える場合は、乾燥バナナより少なめに与えるようにしましょう。
積極的に食べるからといって与えすぎることがないよう注意してください。
ハムスターとバナナのまとめ
このページで紹介したハムスターとバナナの関係は以下の通りです。
バナナ | |
・バナナの主な栄養素 | ビタミン 糖質 カリウム 食物繊維 |
・バナナは与えて良い食べ物か? | 与えて良い |
・バナナは与えるべき食べ物か? | 与える必要はない |
・バナナの与えるべき量 | 1日あたり3g前後(ハムスターによる) |
・バナナを与える際の注意点 | 与えすぎない 皮を与えない |
・バナナの与え方よる悪影響 | 呼吸困難 中毒症状 肥満 下痢 尿路結石 |
ハムスターの健康を学びたい方にはこちら
正しく知っておきたい ハムスターの健康と病気
ハムスターの健康を意識する人に最もおすすめの本が『正しく知っておきたい ハムスターの健康と病気』です。
『正しく知っておきたい ハムスターの健康と病気』では、ハムスターの健康を保つためのポイントや症状ごとの対処法がイラスト付きで分かりやすく解説されています。自宅で実践できる情報が豊富に記載されているため、ペット保険に入っていない方、近くにハムスターを見てくれる病院がない方はこの本を持っておくと安心です。
コメント